探偵が浮気調査を行う場合、依頼内容や状況によってかかる期間は異なります。

一概に何日間必要かは断言できないため、ここでは平均的な期間を取り上げて紹介します。

浮気調査は期間が長くなるほど料金が高くなる傾向にあるため、自分の場合は平均で済むのかなどを参考にすると良いでしょう。

また離婚や慰謝料請求などを目的とする場合、探偵も裁判時に証拠として認められるものを集めたいため、期間が変動しやすいのです。

浮気調査にかかる平均的な期間

探偵事務所に依頼をする前にあらかじめ平均的な期間を把握しておくと、依頼者も計画が立てやすいでしょう。

まず浮気調査には慎重性が求められるのです。

尾行や潜入調査が行われない日もあり、調査がない日も期間に含まれます。

ターゲットとなる依頼者のパートナーも、毎日浮気相手と会うわけではないでしょう。

そのため1週間あたりの平均日数は、1日から2日程度と言われています。

多い場合でも3日か4日であり、週5日以上となるケースは限られているようです。

そして浮気の証拠が押さえられるまでの平均期間ですが、1ヵ月程度と言われています。

何かしらの理由により調査が難航した場合、2ヶ月以上かかるかもしれません。

依頼者はすぐにでも結果を欲しがるかもしれません。

しかしプロの探偵でもすぐに証拠を押さえることは難しく、調査を急かすなど邪魔をしてはいけません。

依頼者は探偵を信じ、最低でも1ヵ月は待つようにしてください。

浮気調査の期間は目的によって変動する

たとえばパートナーの浮気の有無のみを知りたい場合、調査期間は短い傾向にあります。

探偵にとっても負担が軽くなり、浮気の事実がわかる証拠のみを押さえれば良いためです。

もしターゲットが浮気相手とラブホテルへ行く場合、出入りする現場を何度も撮影する必要はありません。

たった1枚の写真であっても、依頼者が満足できれば証拠として有効となります。

一方法的手続きを希望する場合、調査期間が長くなる可能性があります。

離婚や慰謝料を請求するためには、証拠の量と質が重要となるためです。

ラブホテルに出入りする写真を1枚だけ撮影しただけでは、証拠として認められない場合もあるでしょう。

酔っ払って勢いで入ってしまった、と言いわけをされるかもしれません。

しかし長い調査期間を設定し証拠を多く集めれば、裁判に発展しても有利となるでしょう。

ラブホテルに出入りする様子の写真はもちろん、音声データやメールのやり取りも残せるでしょう。

浮気調査の期間を短縮化させるためには?

上記でも触れた通り、依頼者はプロの仕事に口を出すべきではありません。

しかし協力的になることで、調査が効率化される場合はあるでしょう。

平均期間を把握して探偵事務所を訪れる場合、事前に情報源となるものを集めることをおすすめします。

パートナーと浮気相手のメールのやり取りがあれば、調査の事前準備に役立つでしょう。

ラブホテルのレシートなどでも構いません。

探偵もまったく情報がなければ動けませんが、依頼者が事前に用意をしておけば早期準備が可能となります。

また調査の途中で、浮気トラブルが解決することもあるかもしれません。

依頼者とパートナーが直接話し合い、条件を付けて和解した場合などです。

2人の間で浮気が過去の出来事となれば、探偵の調査も必要性がなくなります。

もし調査期間中に解決した場合、できるだけ早く探偵側に伝えてください。

まとめ

もしハッキリとした期間が知りたい場合、探偵事務所に確認を取ると良いでしょう。

依頼時にできるだけ情報を細かく伝え、調査方針や目的も一緒になって確認してください。

必ずその期間中に証拠が集まるわけではありませんが、目安となる期間は教えてもらえるでしょう。

また目的がハッキリしている場合、調査にかかる費用の目安額も教えてもらえるかもしれません。

もちろん目的がハッキリしていない段階で相談しても良いため、探偵と一緒になってどうすべきか考えてください。