探偵が浮気調査を行う場合は尾行や張り込みがメインとなりますが、必要に応じて内偵調査が行われる場合があります。

証拠を集めるためにターゲットを監視することも重要ですが、どのような人物であるかを把握することも調査の役に立つのです。
探偵は情報収集を得意としているため、聞き込みやインターネット調査によりターゲットの人物像を掴むのです。

内偵調査とはどのようなものか?

簡単に言えばターゲットの人物像を把握するための調査であり、浮気調査をスムーズに行うためにプロフィールを作成することを言います。
名前や住所と言った個人を特定する重要な情報はもちろん、勤務先などの基本的な情報も調査します。

家族構成や趣味、学歴や好きな食べ物など浮気とは関係なさそうなことまで細かく調べる場合もあります。
ターゲットがどのような人物かを細かく調べることで、浮気調査を進めやすくするのです。
人物像が把握できていれば尾行や張り込みもやりやすくなり、決定的瞬間を撮影するチャンスにつながります。

内偵調査は具体的にどのようなことを行うのか?

人物像の把握のためには、1つでも多くの情報を集めることが必要です。
通常の浮気調査では聞き込みはあまり行われませんが、内偵調査の場合は積極的に行われます。
ターゲットの友人や会社の同僚から話を聞き、基本的な情報を集めます。

最近ではインターネット調査が主流であり、ターゲットがSNSやブログをしていた場合は内容を細かくチェックするのです。
浮気の可能性が強く疑われる場合、捨てられた郵便物やゴミなども徹底的に調べるのです。

大手事務所には内偵調査専門のチームがある

浮気調査の依頼は多くの探偵事務所で受け付けていますが、大手には内偵調査専門のチームが存在する場合があります。
実際に浮気調査を行うチームと分かれており、内偵調査の結果、得た情報を共有してターゲットの行動パターンを把握するのです。

中小規模の探偵事務所には見られませんが、浮気調査の実績や成功率に自信がある大手ならではのシステムと言えます。
内偵調査は書類やインターネット上の画面と長時間にらめっこする集中力が求められるため、素人が簡単に真似できることではありません。

浮気調査の基本はターゲットの尾行と張り込みですが、内偵調査により収集された情報が結果を左右します。
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合、内偵調査がどの程度行われているか質問すると良いでしょう。