不貞行為を法律的に説明！法律から見た浮気とはどんなこと？

一般的に浮気と言えば結婚していながら別の相手と関係を持つことですが、どこからが浮気となるかのラインは人それぞれ違うため曖昧です。

肉体関係があることは間違いなく浮気でしょうが、一緒に買い物をしたり食事に行くだけで浮気と考える人も少なくありません。
しかし法律の世界では肉体関係のことを不貞行為と定義しており、離婚や慰謝料請求を求める場合は探偵の浮気調査も厳格なものとなります。

法律の世界における不貞行為とは？

パートナーの浮気の事実が発覚した場合、浮気された側は相手に責任を負わせることができます。

しかし法的に離婚や慰謝料の支払いを求める場合、不貞行為の事実を立証する必要があります。
不貞行為とは、ただデートをしたり食事をするだけでは足りません。
配偶者以外の異性と自由意志で肉体関係を持つことです。

一般的に言われる浮気とは考え方が異なり、夫婦の離婚理由としても法的に認められています。

たとえばパートナーが自分以外の相手と密かにメールのやり取りをしたり、周囲には内緒で会っていることがわかれば誰でも嫌なを思いをするでしょう。

しかし法律の世界で言う不貞行為を証明するためには、肉体関係の事実を証拠として残さなければなりません。
ただのメールのやり取りやデートでは法的には認められず、プラトニックな交際では相手に責任を取らせることは難しいのです。

相手がラブホテルに出入りしているところを目撃しても、裁判では1回限りでは離婚の理由として認められないことが多いです。
決定的な証拠を確実に押さえたいのであれば、探偵に浮気調査をお願いすると良いでしょう。

一般的な浮気調査でもプロの探偵は頼れる存在ですが、不貞行為を立証するための決定的な証拠を押さえるためにも探偵への依頼は不可欠です。

1回だけのラブホテルの出入りでは立証は難しいですが、同じ相手と何度も出入りする様子を撮影すれば法的に有利となります。
探偵は決定的瞬間を見逃さないよう尾行や張り込みを行い、不貞行為を立証できる証拠を集めるのです。

音声データを記録することも有効で、相手にバレないようにレコーダーを使用して会話内容を残しておきましょう。
夫婦同士の会話で相手が自らの過ちを認める発言をした場合、動かぬ証拠となります。

不貞行為の定義は一般的に考えられている浮気とは異なり、探偵の浮気調査も不貞行為の事実を明かすためのものとなれば厳格化するのです。
裁判になった場合を考えれば自力で証拠を集めるのではなく、証拠集めのプロである探偵に依頼してください。